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twitter を使ったことがない私がつらつら

「見つけてもらうためにソーシャルメディアを使う」

パーソナルブランディングに関して、どこかのtweetで見た言葉です。


知識労働者がブログやtwitterやmixiを使っているのを見て、

失礼ながら「あまり上手なプロモーションじゃない」と感じていました。


知識・ノウハウが商品の知識労働者にとってのそれは、在庫のバーゲンセールにしか思えなかったし、

安易にネット上で解決するような課題はそもそも売上にならないとも感じていました。

汎用性のある理論や概念を並べ立てても、現場から乖離するだけで、むしろ自身の課題解決力とか

社会性を疑われている傾向にあるようでした。


結局、偏狭な自己顕示に終わっている、という印象でした。

フォロワーにずらりと並ぶ同業者。


twitterの威力を発揮するのは、主にBtoC。

twitterの特色は 集合知 を生み出すことであって、

自身の個別の知識を発信、訴求するためには媒体として疑問符がつくように思います。


知識労働者にとってのtwitterは 

知識・ノウハウを補完する集合知という 「仕入」 を手に入れるためのもの。

見込み顧客を増やす よりもそういった使い方に集中したほうがいいかもしれない。


その上で、冒頭の

「見つけられるためにソーシャルメディアを使う」

というシンプルな考え方は胸にストンと落ちてきました。


日本の、規模が限定され複雑に成熟した万華鏡のような市場 で

日本語 を用いてつぶやくことに価値があるのではなくて、

もっと広い世界規模の市場・言語の海原で、自分の存在を知ってもらうために

twitterを使う。

これこそがマーケティングにおけるtwitterの有効な使い方なんではないか、と。


そのためには広く標準化され、物流コストの負担が小さく、汎用的な商品を持っている必要がある。


twitterは英語でつぶやくべきだ、と。


なんて、使ったことない私がつらつら。

(笑)
by hukiagekeiri | 2010-07-26 20:09 | 仕事 | Comments(0)