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泥舟

市場調査のため、政府のとある統計資料に目を通しました。


中小企業の景況感が絶望的に悪いのを目の当たりにしました。

▲だらけでした。


例えば、中小企業の支援活動を主たる戦場とする会計事務所業界の法人顧問の市場も

更に厳しい状況が待っていることは明らかです。



この戦場で戦い続けるには、身を削って耐え忍ぶデスマーチを覚悟する必要があると思います。



ただ、 『中小企業の支援活動』 という市場自体には、

ところどころ成長市場も見て取れます。

そこを狙ってアプローチしていけば、健全な競争に持ち込むことができるかもしれません。

ただ、そこでは同じ境遇の局地戦の勝者との戦いになるわけで、

レベルの高い競争を強いられると思いますが。



今回、統計値に目を通して感じたのは、

2013年、BtoB向け営業支援サービスを一般の会計事務所様向けにご提供するのはナンセンス。

ということ。

7割が淘汰され縮小する市場における価格競争でのパイ獲り合戦。

誰も幸せにならない。



企業における新規開拓機能の強化は、成長市場、成長企業においてこそ価値がある。

新規開拓は 「信用の積み木」。

広がる市場に追いつくために新たなご縁を繋ぐ役割が新規開拓営業。



なのに、

信用までシュリンクする斜陽産業での新規開拓営業に特化するのは、

過当競争の火に油を注ぎ厄介者扱いされるのがオチかもしれない。



BtoB市場における抗いきれないこの業界の絶望的な明日は変えられなくって、

限られた高付加価値サービスにシフトすることでしか生き残れないように感じています。



少なくとも、ウチが提供している営業支援サービスにおいては、

高付加価値サービスまたは差別化されたサービスの新規開拓に

フォーカスをあてていかないと生き残れない。



これはウチのソフトウェアについても然り。

BtoBの支援活動の市場では、戦う領域を相当精査しないと健全な競争さえままならないって思う。
by hukiagekeiri | 2012-07-25 22:07 | 仕事 | Comments(0)