業務フローの可視化
2007年 03月 31日
さて現在、吹上経理支援の本体は3人編成。
加えて外部の協力者として
それぞれの案件ごとに、複数の税理士や社労士がバックアップしてくれている。
今の課題は業務フローが明確になっていないこと。
まだまだ日高商店の状態。
3月から、スタッフにも全ての業務履歴を残してもらうことした。
その効果は
① まずは案件ごとの原価が把握できる。
② 次に、スタッフ自身の時間への意識が高まる。
③ 加えてその業務履歴自体が、業務マニュアルになる。
業務履歴を残すことでの投入労務対価は少々負担になる。
将来的には、PCのログから自動的に算出できるようにしたい。
事務所としては、コストを覚悟でこれを続けたい。
トヨタが行っているカイゼンを、見よう見真似でウチもやろうという魂胆。
業務マニュアルは、『一度作ってハイ終わり』 ではない。
絶えず検討して、修正を加えなければならない。
賃金カットや経費削減よりも、大きなリストラ効果があると思うんだよね。
マニュアルという言葉は その中に 「画一化」 や 「標準化」
という印象を与えてしまい、しばしばネガティブな使われ方をする。
でも、そのプロセスで生まれる 「業務フローの可視化」
これにこそ価値がある。
業務フローの中で、どこに手を加えればフキアゲスタイルを打ち出せるのか。
それを見つけるためでもある。
① 時系列でみる作業の順序と、投入時間
② 階層別でみる職務レベルと、責任の所在
これを絶えずブラッシュアップし続けること。
報告書の納品までを、いわば生産ラインとみなして 吹上カローラを作るのだ。
まずは、いいクルマをお値打ちに作れるようになること。
by hukiagekeiri
| 2007-03-31 15:54
| 仕事
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