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思索・判断のフロー化・マニュアル化

自身の業務履歴を見ていてふと気付いたことがありました。

「決断や思索の時間」 を稼働時間に含めていない

ということです。


どうりで稼働時間が伸びないわけだ。

事業主は、作業をする時間よりも判断や検討する時間が多い。

これが経営者になってくると、それが仕事の中心になる。


にもかかわらず、

私は自身についてもオペレーターとしての業務ばかりを管理していたのでした。


仕事中、

考えることや、悩み、検討することについて、

それにかかる時間を測ったりはしません。

大事なのはその考えや思索の 「深さ」 だからですよね。

そんなものの時間を測ったとしても、まったく無意味に思えます。


でも、 それにあぐらをかいていないか?


じっくり考えているつもりで、

悩んでいるつもりで、

実はロクに考えもしていない のではないか?


人生とは決断の連続であり、仕事もまた決断の連続です。


思索・判断のフロー化・マニュアル化_e0066235_2334133.gif

つい先ほど、上記のようなフロー図を作ってみました。


外部環境を俯瞰して、

① 要素 (黄土色の部分です) を抽出します。

② 決断に至までの判断材料 (緑色の部分です) を確認します。

③ そして、 Yes か No かを決めます。


我々が悩む理由は、 

「広範囲にわたる、その影響」 や 「土台となる背景の見落とし」 や 「第3の選択肢」

を見つけかねているからです。


しかし、我々には1日24時間しか与えられていない。

起きている時間は18時間。

仕事のことを考えられる時間は 長くても16時間。


その中で何を成すか、と考えた時、

自分たちに残された時間はあまりにも短い。


例えば上のフロー図を用いて

「10分以内に決めなさい」 

と言われれば、私たちは時間内に決めてしまうのではないか?


もし背景や第3の選択肢を見落としたとすれば、それは 

「私の至らなさ」 、「未熟さ」

それでいいのではないか。


次にはきっと今より上手くやれる。

そのように、自身の決断の結果を反芻して 人は成長していくのではないだろうか。


人よりもっと成長スピードを速めようとするのなら、

より多くの経験をしようとするのなら、


決断と行動のスピードを早めるしか、手はない。


そんな気がした日曜日の夜です。


日曜の夜はいつもワクワクします。 さぁ、月曜日が始まりますね。
by hukiagekeiri | 2008-07-13 23:44 | 仕事 | Comments(0)