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信用を売ってるってことに改めて気付く

経理代行事業からクラウドサービスへの第二創業のため、

4年前から段階的に事業を譲渡したり同業他社へ引き継いだりしていました。

昨年のうちに、一通りこれは完了しています。


さて、先日、関与終了から1年ほど経つ社長とお会いしました。

この関与先様は

1年前の関与終了までの間、2年かけて引き続いだ経緯もあり、やっとこさという感じでしたが、

途中、社長からは

「倍くらい払えるから関与を続けてよ」 とか 「ソフトウェアの事業の資金助けるよ」 とか

本当にありがたいお気遣いをいただいていました。



他のお客様でもそうなんですが、

事業のスクラップを通じて信用が培われて、

他のお客様のご紹介をいただいてしまったり、引き続き取引したいとお申し出いただいたりと

かえってご縁が深くなるってことが頻発しました。


『ケツを拭く』

ということがいかに面倒で、コスト高で、

ただ、どんなに喜ばれるかってことを痛感しました。



で、冒頭の社長から、1年経ってなお呼びつけられたのも

「何か仕事振るよ?」

というお気遣いでした。



経理代行事業のスクラップは、ほぼ全員のお客様が

『私が頭を下げて廃業をお伝えし、一緒になって引継ぎをした』

という形で、円満な業務終了ばかりです。



結局私は 「吹上経理支援」 を通じて 会計事務代行 を売っていたのではなく、

「信用」 を売っていたんだと感じます。

それがソフトウェア、営業支援に形を変えてもやっぱり売上は立つし、

「日高に仕事を振ってやろう」

という心意気がウチの売上の大半です。



要するに、商品そのものは何でもいいんです。

「信用」 を売ってるんだから。


営業支援サービスでも売れるし、ソフトでも売れちゃうし、会計経理代行でも売れる。

ただ、逆に言うと

いくら良いサービス・商品だとしても、

「信用」 を失えば売上はゼロになる。




先日、とある50名規模の税理士法人の代表と初めてお会いしましたが、

そのときもそうでした。

「何ができるの?」

から始まるんです。 

仕事を振ることは決まっているわけです。

「まだウチは小っちゃいですから‥」 と、こっちが断っても受注になってしまう。



「仕事は何をするかではなく、誰とするか」。

事業とはつまるところ、この命題の答え探し。


だからこそ、せっかく出会う素晴らしいお客様のためにも、

成長市場を選ぶべきなんだと思います。

「市場性がないのでサービスやめます」

なんてことは、ともすると大変な不義理なんだから。
by hukiagekeiri | 2012-08-04 00:46 | 仕事 | Comments(0)