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企業の民主化 新たなる社会主義

日本の企業の所有権が、多くの市民のものへとシフトしてきていますね。

従来、我々は、銀行への貯蓄を介して

「銀行融資」という形で国内の企業・産業を支えてきて、その利益は

雇用の確保、社会インフラの整備という形で受け取ってきました。


しかし今後我々は、直接企業を所有し、

その意思決定にも関わっていくことになります。


企業と個人株主との関係は、国と国民との関係に近い。


これは「企業の民主化」と言えるのではないでしょうか。


というのも、

従来の企業は、大資本やオーナーによる、

いわば「絶対君主制」がまかり通っていて、

意思決定は君主たちの一存で決められていました。

そしてまた、企業が得られる利益は、

その君主たちに分配されていたわけです。


しかし今後、企業は絶えず多くの個人株主に監視され、

かつ大きな社会責任を

背負っていくことになります。


小さな政府、という表現がよくされますが

政府が小さくなる、というよりは、企業が

よりパブリックなものになっていくということでしょう。

非上場会社と上場会社の社会的な地位・立場の差が、

より一層開いていくとも感じます。


かなり語弊を含んだ、横着な表現ですが、

この流れを見て私は、

日本が 「戦後復興期とはまた別の社会主義化」をしている 

と感じるわけです。



そんな中、トヨタのこんな広告が目に付きました。

http://toyota.jp/harmony/index.html?intoharmony.excite.news.01

社会の「器」たらんとする、トヨタの気概に胸打たれました。
by hukiagekeiri | 2007-06-30 08:55 | Comments(0)